IBM Code Patternsが開設!! 開発者の為の新しいアトラクションにワクワクしよう!!
例えばMozillaのMDNなど開発者に有益な情報を提供している企業は多いですね。
開発者の支持を得る = サービス、テクノロジーを利用する開発者が増える
という、ある種、企業版インターンとも言うべき大きな効果があると感じます。
今回のIBMも今の時代に合った開発者に向けたコンテンツ内容がもりだくさんで、非常にいい感じです。
日本IBMは6月11日、開発者向けの情報ポータルサイト「IBM Code Patterns」を開設した。AI(人工知能)やクラウドなどのアプリケーション開発に役立つアイデアやコードのサンプル(Code Patterns)70種類を日本語でまとめたもので、例えば「ブロックチェーンを使ってTo-Doリスト・アプリを作成する」「機械学習アルゴリズムのトレーニングを加速化する」などのパターンが公開されている。
正直、こういったサイトがオープンする度に東京ディズニーランドの新しいアトラクションが出来たようにワクワクします。
実際にサイトを覗いてみましょう。
日本語サイトがいきなりある事は非常にありがたいですね。
メニューのIBM Codeはトップページとしての扱いになります。
Patternsは記事、Technologiesは記事のカテゴリになります。
Call for Codeに関してはあとでゆっくり見るとして・・・
トップページにある
このデベロッパーアドボケイトとは?の部分が気になって中を見ると
いきなりTokyoメンバーの紹介・・・
advocateという意味から支持者や提唱者という意味合いですが、GoogleのDeveloper Advocateとほぼ同じ位置づけの感じですね。
人によると思いますが開発はもちろんの事、カンファレンスや技術紹介などを積極的に行う人達です。
さて、一旦トップメニューに戻って
Patternsから
ちょっとカテゴリのタグがレイアウトを侵食してるのは愛嬌ですかね。
記事別にコードパターンがまとめられています。
一つの記事を覗くと
内容の紹介とともにコードを入手するというリンクがあります。
全部見てないですが、大体の記事がここからGitHubのリポジトリへのリンクになっています。
そして先程も述べましたが
Technologiesはそれぞれのカテゴリを指しています。
当たり前ですが、IBMのサービスを利用した物も多数存在しますね。
そして・・・・
CALL FOR CODE
和訳のせいなのか、少しわかりずらいですが
IT技術を活用した成果は学術やビジネスなど多様なジャンルで発表されているが、同プログラムは火災や洪水、地震やハリケーンと大きな被害をもたらす自然災害に焦点をあてており、これらに備えるアプリケーションの開発などをデベロッパーに求め、最優秀チームには賞金やアイデアからプロトタイプまで長期的なサポート、IBMやLinux Foundationとのパートナーシップを通じた継続的なサポートなどビジネス面での大きなチャンスも得られる。
という主旨の物のようです。
3000万ドルという日本円にして約30億強の投資のもとに行われるとあって、おそらく色んなグループや団体、会社が参加しそうですね。
プロジェクトには個人または5人までのチームで参加、本登録の応募期間は6月18日から8月31日までで公式サイト(英語)から、現在プレ登録が可能でルールやスケジュールなど各種情報が記述してある。
個人でも参加できるようです。
これはまさに今回のサイトのメインアトラクションと言うべき存在ですね。
おまけというか
今回見てたのが日本サイトなわけですが、英語版などは少し内容が異なる部分があるようです。
基本は同じですが、一部ブログが余分にあったり、Open Sourceについてのメニューがあったりします。
日本ではメニューの一部にある Call for Codeは専用サイトが英語版では用意されてるようですね。
日本のウェブ広告代理店がこのような構成にしたんですかね? それともインハウスなのかな・・・
いずれにしても英語版との違いを見るのも楽しいですね。