マイクロソフトの米政府向けMicrosoft365が持つ意味とは?そのセキュリティと堅牢性について
米政府向けのMicrosoft 365 Cloudがリリースだそうです。
一般人には関係ない話しといいたいところですが・・・
Microsoftは政府向けに3種類のクラウド環境を提供している。全てのデータは米国内で、そして独立した物理インフラで、隔離して保存されている。「Government Community Cloud(GCC)」は州、地方、連邦レベルの民間政府機関向け、「GCC High」は高度に機密な状況で航空、防衛業者などと取引を行う政府顧客向け、「DoD」は米国防総省などの機関向けとなる。
もう映画さながらのゴリゴリのセキュリティ環境で保存されている事が想像されますね。
本来、デスクトップアプリとしての Officeシリーズであれば、ここまで考慮する必要は無いのでしょうが、クラウド化のメリットと信頼性が上回ってきた証拠ですね。
またMicrosoftは5日、「Azure Stack」ハイブリッドクラウド製品を米政府ユーザー向けに「近いうち」に提供することも明らかにした。
さらにはAzure Stackまで展開されるそうで、政府関連、企業関連の分野をマイクロソフトが確実に押さえてきてるというのがわかります。
逆説的にはその国の政府関係のITはその国の企業が行った方が良いという流れにもつながりそうですね。