WWDC2018がせまる。しかし心は踊らない・・・・新製品はマイナーアップグレードの可能性が高くMarzipanも延期か?
毎年ならワクワクしながら見れたはずのWWDCが今回は心が踊らない。
MacBookと「iMac」:Appleは2017年のWWDCでノートブックとデスクトップコンピュータのほぼ全てのラインアップを刷新した。それから1年経つ今回、そのラインアップを最新の第8世代Intelプロセッサに移行させるのは、退屈ではあるが簡単なアップグレードだろう。それに伴って、より大規模な設計の見直し(例えば、「MacBook Pro」ノートブックの問題の多いバタフライキーボードや、今も賛否両論の「Touch Bar」機能を考え直すこと)も行われるのかどうかは、現時点では不明である。復活モデルの登場が長い間うわさされてきた「MacBook Air」についても、同じことが言える。
タイミングと時期の問題もあるが、今回はマイナーアップグレードの感じが強い。
もちろん蓋をあけてみるまでわからないのも事実だ。
だが、去年はLIVE配信で深夜に置きながら見たWWDCを今回は見るかと言われたら、見ないだろう。
予測の情報が外れるのを期待したいが、戦略的に出て来る製品に革新的な展開は無いように思われる。
唯一期待していた、Marzipanも発表されない可能性が高い。
この数カ月、Appleの開発者が気になって仕方ないであろう、最も大きなことの1つが「Marzipan」だ。Marzipanは、「Appleのデバイスファミリ、つまりiPhoneとiPad、Macの全てで、単一のアプリ群を同じように動作させるための手段」をユーザーに提供する取り組みの開発コード名とされており、Bloombergによって2017年12月に最初に報じられた。
心が踊らないもう一つの理由
これは個人的な理由だが、最新の製品を追いかける意欲が、いい意味で、低下している。
動画編集や3Dを利用したプログラミングをしているのならばまだしも、一般的な事務作業やネットサーフィン、ウェブサービスプログラミングなどにおいては数年前に発売されたノートPCでも充分なのだ。
その点、ウィンドウズ側はゲーミングノートなどが盛り上がってきている。
それはつまりソフトウェア需要ありきのハードウェアという形だ。
ハードの性能が高いほどゲーム体験は素晴らしく快適になるだろう。
しかし、改めて自分がmacを使う理由を考えると、質のいいUNIXベースのOSで、開発者としてのツールもサポートされている物が多いという点にある。
もちろん後発で実装されていったメモ帳のiphon,mac連携などは便利に使わせてもらっているし、その他にもOSとして気に入ってる点は多い。
そして現行の機種で満足できているのだ。
アップルが良い製品を作ってくれているおかげで私のプライベートとしても仕事としても数年前のPCでも充分、満足できるスペックになっている。
幸か不幸か、新製品をそれほどストイックにおいかけなくても正直型落ちでも良いとは思っている。
ただ、WWDC2018が開催される日の日本時間の朝、自分の考えが変わってしまう事を少し期待はしている。